2011年11月20日(日)

第1部
肥田舜太郎さん「被ばく者診療から見えてくる、今ー3.11以降をどう生きるか」
阿部宣幸さん「ふくしま発 車座トーク」

第2部
飯田哲也さん「原発のない未来の作り方」

第3回講演会は、1部、2部あわせてのべ400人以上の方が参加され、大盛況のうちに終わることができました。大変ありがとうございます。

飯田哲也さん

自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、先進的かつ現実的な 政策提言と積極的な活動や発言により、日本政府や東京都など地方自 治体の エネルギー政策に大きな影響力を与えている。

3.11の大震災後、世論を リードするエネルギー戦略・原子力戦略を打ち出し、とくに 「戦略的エネル ギーシフト」により、「ミスター・エネルギーシフト」として知られる。

2011年10月より経済産業省資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会基本 問題委員会委員、及び内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委 員に就任。

主著に『北欧のエネルギーデモクラシー』、『原発社会からの離脱―自然エネ ルギーと共同体自治にむけて』 (講談社現代新書)、『今こそ、 エネルギーシフト』(岩波ブックレット)など多数。

肥田舜太郎さん

1917年広島生まれ。1944年陸軍軍医学校を 卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年広島にて被爆。直後から被爆者救援にあたる。60年以上にわたって多くの被ばく者を診療してきた。そ の臨床から「原爆ぶらぶら病」とよばれる症状や、内部被曝、微量放射線・低線量被曝の健康影響について研究。

3.11以降、講演や雑誌・テレビの取材など、様々な場面で、低線量放射線や内部被曝について発言している。全日本民医連理事、埼玉民医連会長などを歴任。

著書に『ヒロシマを生きのびて』(あけび書房)、鎌仲ひとみさんとの共著『内部被曝の脅威』(ちくま新書)など。

阿部宣幸さん

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(子ども福島)は団体ではありません。ひとりひとりの活動家やグループ、NPO、NGO、市民団体をつなぐネットワークです。子どもたちを放射能から守る活動をしている方々をつないでいる『仕組みです』。すべての活動家は自由にただ一つの目標である子どもたちを放射能から守るという目的に向かって頑張っています。発案者、提起者が最後まで責任を持ってイベントを成し遂げることが、子ども福島のルールでもあります。中手代表のこの方針により短期間で最大の結果を出して参りました。現在、サテライト疎開や政府交渉が大きな山場を迎えています。

市民放射能測定所 理事。

スズキコージさん

浜岡原発の停止を求めた「ヤメマイカ浜岡原発、ヤラマイカ浜松」、59人の絵本作家による「ADIOS NUKES!  ぼくらの原始力展」など積極的に活動している、中野区在住の絵本画家。

柿原智恵子さん

故山内雅人氏の劇読を聴き、朗読に開眼。以来「風景の見える朗読」を理想として、朗読活動を展開。
3.11以降の思いと声の持つ力・・・自身のブログ&twitterで発信。
http://ameblo.jp/nekopho/